魔人探偵脳噛ネウロ【全23巻】娯楽探偵漫画のおすすめ漫画！

作品名：魔人探偵脳噛ネウロ
著作者：松井優征
出版社：集英社

父親を殺され、哀しみと混乱の中にあった女子高校生、桂木弥子。そんな彼女の前に、「脳噛ネウロ」と名乗る謎の人物が現れます。彼は自分を謎を食う魔人だと言い、弥子の父親の死の真相を調べるために調査を始めます。
ネウロは事件解決後も、弥子に探偵活動の隠れ蓑になるよう要求。二人は脅迫で探偵と助手になります。
最初はネウロに脅されながら、いやいや探偵業を行う弥子でしたが、警察の人々や、協力者であるチンピラ吾代、さまざまな犯人との出会いによって、「自分にできることは何か」と考えるようになります。人間的に成長した彼女は積極的に探偵として活動していきます。

やがて、彼らの前に日本の命運を巡る謎が現れます。「電子ドラッグ」によって即席の犯罪者にされた人々が、街にあふれるようになるのです。弥子とネウロはその謎をとくために、奔走します。

『暗殺教室』と同じ作者の作品だけあって、絵柄や画面にはかなりインパクトがあります。読んでいて何度もびっくりさせられる漫画です。

それでいて、話の畳み方に定評があり、それぞれの事件の最後にはきっちりと伏線や心理的なフォローをこなしてくれる漫画でもあります。
毒をたっぷり含みつつ、展開は王道という娯楽探偵漫画です。

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