夢使い【全6巻】独特の怪しい世界観は必見です!
作品名:夢使い
著作者:植芝理一
出版社:講談社
とある名門女学校で女子生徒が連続で想像妊娠する、謎の事件が発生します。彼女らの謎を探るため、その学校の学生のひとりである中島は夢使い、三島凛子に調査を依頼します。どうやらこの事件には、かつてのクラスメイト見上漾子(みかみようこ)が関係しているようで……。
調査を続けるうちに、夢使いたちと依頼者は、学校にまつわる因縁と女の子たちの思いがねじれあった事件だと知っていきます。蘇った漾子の目的とははたして何なのか……。夢使いはその謎に迫ります。
もう一つの物語『鉱物の聖母』は、「黒い聖母」と呼ばれるものを追って上京してきた夢使い、茶川三時花が新登場。夢使いたちは黒い聖母のゆくえを追ううちに、1組の少年少女と出会います。実は女の子の方の正体は、がらくたでできた人形で……。
そして別のルートから、黒い聖母を追う男が現れます。
フェチズム、セクシャルマイノリティ、オカルト、あるいは禁忌とされる恋愛などが盛りだくさんに扱われています。しかも独特のごちゃごちゃした怪しい世界観は、最初はびっくりするかもしれません。
けれどそんな奇妙な設定でありながら、物語の結末はさわやかで希望を感じさせるものです。その匙加減が面白く、良い読後感を与えてくれます。
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