CODE:BREAKER【全26巻】異能の力で悪を裁く！

作品名：CODE:BREAKER（コードブレイカー）
著作者：上条明峰
出版社：講談社

目には目を、歯には歯を、悪には悪を———

ある夜、「桜小路桜」はバスに乗り帰宅している途中、公園で少年が若者たちを炎で焼き尽くしているのを目撃します。しかもその炎は普通の炎ではなく、青い炎。
急いでバスを降り炎の元へ駆けつけるも、既に誰もいなくなった後でした……。

しかし翌日、その青い炎の少年が桜の通う高校に転校生としてやってきます。少年の名前は「大神零」。桜は夜の公園で見た事件の真相を探ろうと大神に近づいていきます。

そこには「ゴミ掃除のバイト」と言いながら青い炎で次々と人を殺していく大神の姿がありました。
大神の正体は”異能”と呼ばれる力を使い、法律では裁けない悪者を世の中から消し去る”コード:ブレイカー”だったのです。

任務のために、殺しのプロとして行動していたのでした。
しかし、悪を裁く為とはいえ殺人は殺人。桜は大神をなんとか止めさせようと監視することを決めます。大神は桜を邪魔に思い、青い炎で殺そうとしますが、何故か桜には”異能”の力が効かず……。

大神をはじめ、磁力使いの刻や光使いの平家など”異能”を持ったコード:ブレイカーたちと、何故か”異能”を無効化する桜が出会って始まる物語。

“異能”を使った派手な能力バトルは見物です。正義や悪は視点によって変わります。正義のヒーローが常に真っ白な正義の味方ではないのがこの作品の魅力です。
桜と大神の関係の変化も是非見守ってみて下さい。

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