凍牌【全12巻】異状な裏麻雀で戦う高校生!
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タイトル名:凍牌
作者名:志名坂高次
出版社:秋田書店
裏麻雀界で「氷のK」と恐れられる少年ケイは、昼は高校生、夜は雀士としての生活を送っています。
自分の過去の食事100日分にさかのぼり思いだし289食分をスラスラと述べることが出来るほどの驚異的な記憶力を持ち、それを活かした洞察力と凍てつくような容赦のない打ち筋により裏麻雀界で名前を売ります。
そんな彼は両親には捨てられたも同然の境遇で、自宅では外国人の少女アミナと共に過ごしています。ある日、彼は「堂島」呼ばれる雀士に出会います。堂島は見た目はホスト風の横柄な態度の男ですが場の「波」を掴む感性が異常なほどに高く、その波によって豪快な麻雀を打つ男です。
堂島とケイの勝負は形式上はケイが負けた形で勝負はつきますが、それ以降も堂島との関係は味方であったり敵となったり、立場が変わりながらも続いていきます。やがてアミナを巡り様々な勝負をしますが、ケイは異常とも思える体の張りかたを見せ何とか苦難を乗り越えますが、それと引き換えに体に異常をきたすこともあります。
裏麻雀ということで当然のように暴力団やそれにまつわる組織が関与しており、ケイは時に足の小指を切断されたり、自分の腹を掻っ捌いてでも勝負をしていきます。大げさではなく本当に異常な状況での勝負が多い作品です。
ケイの幼馴染の優ちゃんも、ひょんなところからこの裏麻雀界に関わることになりますが、ある意味彼女がこの作品内で一番ひどい待遇だと思います。また、ケイの敵でもあり味方でもある男・堂島はその勝負スタイルが人気を集め彼が主人公の「牌王伝説ライオン」という作品も発売されています。
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