焔の眼【全6巻】異国の植民地となった日本が舞台のバイオレンス漫画!
タイトル名:焔の眼
作者名:押切蓮介
出版社:双葉社
1945年、敗戦後に異国の植民地となった日本において、日本人は奴隷のような生活を強いられていました。死と隣り合わせの日常の中で売春宿の下女として働く少女「沙羅」は外国兵に辱められそうになっているところを一人の男に助けられます。ひたすらに己の拳を磨き上げることに時間を費やしたその男「クロ」は人とも分からぬ異形の姿をしており、その拳は一撃で人を殺せるほどに磨き上げられています。
クロは悪人たちを、見るも無残な姿へと変えてしまいますがその姿は、地獄の様な日常の中で生活をする沙羅たちには大きな「光」のようにも映ります。冒頭では本編よりも少し先である1951年に沙羅と思わしき人物が「一撃必滅拳」なる武道を用い異国兵たちに対する抵抗組織を率いている姿が見られます。
まるでクロが乗り移ったかのように異国兵たちを殲滅していくこの少女。そして何故クロの姿はこの時には無いのか?本編ではここに至るまでの経緯を中心に描かれます。異国兵たちは沙羅やその周りの人間たちに対してむごい仕打ちを繰り返します。彼らがクロの拳によって無残な最期を迎える様は、不謹慎かもしれませんが読んでいて爽快です。
クロの戦闘シーンがまるで格闘ゲームの様な雰囲気で描かれるのは、作者の押切先生が格闘ゲームがとても好きなためでしょう。
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