亭主元気で犬がいい【全８巻】スケベギャグ漫画！

タイトル名：亭主元気で犬がいい（全８巻）
作者名：徳弘正也
出版社：小学館

強盗殺人事件を引き起こした兄を持ち、人殺しの妹として差別され続けてきた「九頭竜マリ」は、付き合っていた男性との子供を身ごもります。しかし、兄の件が明るみになり捨てられてしまいます。

自分の境遇をおなかの中の子供には、味わってほしくないと落胆したマリは川に身投げをしようとしますが、そこに現れたのが有名な大学教授である「水田連太郎」です。

 

彼はもう中年で、容姿も褒められたものではありませんが、その正義感や人間味に魅かれ、マリは連太郎と結婚することになります。しかし、結婚直後に連太郎は命を落としマリはまた天涯孤独の身となってしまいます。
そんな時マリの前に現れたのは、連太郎が死後に転生した一匹の犬なのでした。連太郎は人間の頃の記憶と頭脳を持ち合わせた犬として、マリに降りかかる困難から守り続けます。

その後、マリは探偵事務所で働くことになり、連太郎（犬）と一緒に様々な難事件を解決していきます。

徳弘正也先生ならではのスケベギャグとシリアスストーリーは健在で、今までの作品のキャラクターを思わせる脇役たちが話を盛り上げてくれます。
マリが探偵となってからは、１エピソードにつき３〜５話くらいの構成となっており、ひとつひとつのエピソード内容は深く考えさせられますので、読み応え充分です。

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